« いまいちでした | トップページ | アルゲリッチらしさ大全開 »

2008年3月30日 (日)

ロマン派音楽の体現

アシュケナージ(ウラジミール)


ショパン:夜想曲全集

静かな夜に、目を閉じて聴いてみましょう。

甘く、ささやくような優しい旋律に包み込まれて、うっとりしてしまいます。

十九世紀のパリの優雅なサロンを想い起こさせる、上品な作品です。そして、アシュケナージによる上品な演奏です。「ピアノの詩人」と謳われるショパンを、「詩人」たらしめているのが、この作品なのではないでしょうか。ショパンがこの作品に込めた、言語ではとても表現できない叙情性を、アシュケナージは見事なほど鮮やかに表現することに成功しています。

繊細で、このうえなく美しい「夜想曲集」。

ショパンが残した静謐な夜想曲の数々を、この演奏で、「確かめる」というよりも、じっくりと「味わって」みてください。

きれいですから。

« いまいちでした | トップページ | アルゲリッチらしさ大全開 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/478696/11956460

この記事へのトラックバック一覧です: ロマン派音楽の体現:

« いまいちでした | トップページ | アルゲリッチらしさ大全開 »